• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第14章 説教と自信



「どうしよう……
昨日、ジャンの前でエルヴィンって
呼んじゃった気がする……」

ジャンがエルヴィンと私の会話を
最初から聞いていたなら、
私がエルヴィンを呼び捨てにしていたことを、
きっとジャンは不思議に思ったはずだ。

もしこれが原因で迷惑を掛けるような
事態になったら……

そう考えるだけで身体が小さく震える。



「あいつはまだ訓練兵だろうが。
もしあいつがそれを部外に漏らしたとしても、
末端の訓練兵の言葉を信じる奴はいねぇよ。」

リヴァイはさっきよりも
かなり落ち着いた声色でそう言い、
硬くなった凛の身体を優しく撫でた。


「……そっか……良かった。
でもこれからは気を付ける。」

安堵の息を漏らした時、ふと疑問を覚えた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp