• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第136章 調査中は思慮の時間





夜になり、調査兵団は調査の拠点地に辿り着いて、一先ず休息をとっていた。


そしてハンジの班、第四分隊は、拠点の近くにテントを張り、今日の反省会の真っ最中だ。




「いやー、今回は特に順調だね!」


ハンジは浮かれた声を出しながら、プハーッと如何にも美味しそうな効果音付きで水を飲む。



「そうですね。
ここに来るまで被害がゼロだなんて、初めてじゃないですか?」


それに同意するニファも、心なしか声が弾んでいた。



「エルヴィンと凛の作戦を組み合わせたら最強だね。
あの二人、そういうところも相性いいんだから。」

「……そういうところ“も”?」

「分隊長。
明日も早いですから、そろそろ休みましょう。」


モブリットはケイジの呟きを聞いてすぐ、テントの入り口を開けた。



「ああ、そうだね。
明日もまたよろしく!」


モブリットの行動の意図を察したハンジは、モブリット以外の班員をそれぞれが就寝する為のテントへ送り出した。


/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp