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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第2章 モブリットの疑問
「自分はそろそろ部屋に戻ります。」
エルヴィン団長にそう声を掛け、
凛さんに深々と頭を下げられた後、部屋を出る。
いつものことだが、団長か兵長が
凛さんの部屋に来た時点で
俺は部屋から去るようにしていた。
団長も兵長も、凛さんと
二人っきりになりたいオーラが漂い始めるので、
部屋に居辛くなるというのが本音だ。
凛さんの部屋を出て、
しばらく廊下を歩いたところで
ふとあることを思い出す。
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