• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第132章 ●確かめながら





「……全部脱がせるの?」

「仕方ないだろう。
全部、隈なく見たいんだよ。」


あっという間に下着姿にされ、当たり前の様に言い放たれた言葉を聞いて、思わず唇が綻んでしまう。



「調査中も思い出せるように目に焼き付けとく。」

「調査中は一人で抜くの?」

「どうかな……
我慢できるものならしたいけど、この身体を思い出したら、それは無理だろうね。」


冗談めかした会話を繰り広げながら、互いの頬が緩み、柔らかい空気が部屋を包み込んだ。



「そう、喉が性感帯であった“証拠”、見せてもらうために脱がしたんだった。」


わざとらしく声を上げてみるモブリットに、少し近づく。



「……いいよ。満足するまで見て。」

「部屋、真っ暗にした方がいい?」

「調査前だからね……
恥ずかしいけど、より一層奮い立ってもらうために、特別応対するよ。」


再び冗談っぽく微笑んでみせると、お腹に優しくキスを落とされる。



「……ありがとう。」


それだけ言ったモブリットの表情は、嬉しそうにも恥ずかしそうにも見える。

そっと頬に手を当てると、益々緩んだ眼差しを受け、そのままモブリットの行為に身を任せた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp