第132章 ●確かめながら
咥えさせる?
俺が凛の頭を押して、奥まで咥えさせろ、って意味か……?
戸惑いで完全に手の動きは止まっていたが、軽く亀頭に吸い付かれ、身体をビクつかせたと同時に、凛の手がそっと自分の手に触れる。
こんなことをさせていいのか、その葛藤をするより前に、身体は快感を求め、凛の後頭部を自分の方へ押し近付けた。
凛のいやらしい視線に見入られながら、生暖かい感触が陰茎を包み込む。
「っ…んぅ、」
少し辛そうな凛の声を耳にし、手を止めるが、まだ大丈夫と言わんばかりに舌先で亀頭を刺激され、また少しずつ凛の口内へ陰茎を押し込んだ。
淫猥な表情で俺のモノを頬張る凛を見て、理性は簡単に吹き飛ぶ。
……頭がおかしくなりそうだ。
凛の頭を掴むと、そのいやらしい顔に視線を縫い付けたままで、ゆっくり頭を前後に動かす。
時たま見せる苦しそうな表情さえ、興奮を誘うことは避けられず、理性を放り出したままで、口内の動きを速めさせていく。
それと同時に凛の手は根元も丁寧に扱き上げ、すぐに絶頂感が襲い掛かった。