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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第129章 ●繊細で優しい戯れ




凛の唇を、唇の表面だけで、
出来る限り優しく愛撫する。

シャツを脱がせ、
露わになった白い肌を堪能するように、
指先は凛の身体の至るところを可愛がる。


弾む呼吸音と、たまに溢れ出す嬌声を
耳で楽しみながら、
感覚だけに神経を集中させたくなり、
目を閉じた。


自分の身体は既に火照り、
膨らんできたモノも焦れているが、
今はただ、
凛の全身に満足いくまで触れていたい。

その気持ちが一番自身の感情を支配していた。



「はぁっ…、リヴァ、イ……、」

「……何だ?」

「今日…、すごい、優しくない?」


「いつも俺がお前に優しくしていないみたいな
言い方じゃねぇか。」


わざとらしく不満そうな声を出してみると、
既に紅潮していた凛の頬はゆるりと綻んだ。



「お前の身体に触れていたい。……ダメか?」

「……ううん、嬉しいよ、」


目を伏せた表情すらも
堪らなく愛おしくなって、
そっと瞼に口付ける。



「私も、リヴァイに触りたい。いい?」

「ああ。いくらでも触れ。」


シャツのボタンを外してすぐ、
凛の細い指先は
首筋から腹までをゆっくりなぞった。

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