第117章 ●早々に
「……くそ、余裕がねぇな……」
「…好き、なんでしょ?野外、」
「こんなぐちゃぐちゃに濡らしてるお前に、
言われたくねぇよ……!」
快感に溺れた表情のくせに、
若干ニヤついている凛を見ると、
釣られてこっちまで頬が緩む。
子宮に届かせる勢いで突き上げると、
卑猥でしかない声が響き渡った。
「……おい、そんな声出して、
バレたらどうすんだ?」
「リヴァ、イだって…その、余裕のない顔……
見られたら、威厳なんて、なくなるからね…!」
「……そうだろうな。」
息絶え絶えの嬌声交じりの一言に、
思わず同意する。
こんな顔、凛以外に見せたこともないし、
見せられる筈もない。
それに、これからも誰にも見せる予定はない。
「この顔を見ていいのは、お前だけだ……」
凛の耳元で呟くように言葉を溢すと、
陰茎は一気に締め上げられ、
図らずも小さく声が漏れる。
「んっ…!おまえ、…待て……!」
「……ぅうっ、ムリ…
リヴァイ、のせい…だから!」
「あんな言葉くらいで、
お前の内側は、動揺するのか?」
もう言葉を出すことも出来なくなった
凛の中を、再び激しく刺激し始め、
溢れ出す嬌声を唇で啜りながら、
絶頂感を味わった。