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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第12章 ●悪趣味の悩み
頬を撫でた指先は、
緩やかな動きで胸元まで移動し、
徐に先端を抓む。
「んっ……ぁ…、」
つい漏れ出した嬌声は静かな部屋の中に響き、
エルヴィンの情欲を誘った。
エルヴィンは何も言わず、
凛の胸だけを丁寧に愛撫し続け、
自分の唾液で湿らせた指先で胸の先端を弄ぶ。
エルヴィンが指先を口に含んでいる姿を
見るだけで、
身体の奥がじんじんと疼いた。
「……あっ…、ん、」
どうしてもいやらしい声が
絶えず滲み出てしまい、
それを堪えようと口を手で押さえる。
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