• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第105章 デートの行方



「凛もモブリットさんも赤面癖あるよな。」


「……ジャン、いつの間にそんなグイグイ
来るようになったんだっけ?」


赤面癖についてはあまり話したくない。

と言うより、からかわれる気しかしないので
意図して話題を変える。



「初めてモブリットさんと会った時以来だろ。
何か吹っ切れた。」


「恰好つけてるの面倒になったの?」


「お前、俺のこと
恰好つけてるとか思ってたわけ?」


あからさまに不満気な表情を向けられる。



「恰好つけてると言うか……
自分を隠そうとしてる感じはあったけど。」


「……凛には全部バレてたし、
バラさないといけない状態にされてたけど。」


「それは私のせいなの?」

「凛が鋭いせいだろ。」


当たり前の様に言われ、思わず少し吹き出すと、
ジャンの眉間に皺が寄った。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp