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君と水と…

第2章 1話 再開のスターティングブロック!!



「夢…か。」

「いや夢じゃないからぁ!」

次の日のお昼休み。昴達は中庭の木の下で昼食をとっていた。


「でもホントなんだったんだろう?凛ちゃん可笑しかったよ。」

「そっくりさん。」

「そっくりさんがなんでハルに勝負を持ちかけるのさ?」

「なら幽霊。」

「足あったよ?」

「じゃぁ、ドッペルゲンガー。」

「あ!それ懐かしい!スイミングでも流行ったよね!情熱合体ドッペルゲ…」

「真琴五月蠅い。」

「なんだよ二人とも!」

そんな彼らの中で楽しそうに笑う昴。こういうところは男の子っていいなぁと素直に思う。
ジュースのストローを吸いながらふと、こちらを見ている赤毛の少女と目が合った。少女は軽くお辞儀をした。


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