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【キレイな最期を】×アイアンハイド

第1章 【キレイな最期を】


「「最後」」の文字を見て急いで家を飛び出す

ビーグルモードになりが行きそうな所をかたっぱしから探した


「あいつ…何考えてんだよ!」
嫌な予感しかしなかった

見つからぬまま一般道を走る
赤信号で止まり落ち着きなく青になるのを待っていた

「「続いてのニュースです。
先ほど、日本人女性がマンションから飛び降り意識不明の重体です。」」

街中にあるTVの音からそんな声が聞えた

アイアンハイドの聴覚センサーにしっかりと入る
赤信号にも関わらず猛スピードでその場所まで走った

そして救急車に担架で運ばれてるの姿を
センサーがとらえた

「おい!こいつの状態は!?」
トランスフォームしたので周りは
「すげぇ本物!」「かっこいい!」など驚いた声をあげたが
そんな事はどうでもよかった

「お前、オートボット…!」
「こいつの状態はと聞いてるんだ!」
驚く救急隊員におかまいなく怒鳴る

カメラアイを向けすばやくにスキャンをかけた

「…」
その瞬間アイアンハイドは黙る

「残念だがもう手遅れだ。」


何度スキャンをかけ直しても生命反応がない
脈も、心臓も動いてなく、体温もなかった

「もういいか」
隊員は顔に布をかけ救急車に乗せた


頭から血を流してる以外、いつものと変わらなかった
まるで眠ってるかのような顔だった

遠くなっていく救急車をただじっと見た後
静かにビークルモードになり家に戻った
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