第2章 〈黄〉色いお星様
「……私ね、涼太といて、毎日が凄く眩しいの。あの星に負けないくらい。いつも、ありがとうね」
「……」
突然涙声になりだしたからビックリしたっス!
でも、すぐに嬉し涙だってわかったから。
優しく髪を撫でながら、今までで一番優しくて甘くて深いキスをした。
幸せなんスよ。
といるときだけに感じる幸せ。
もその幸せ……感じてる?
感じてるんだよね、だからあんな嬉しいこと言ってくれたんだ。
「オレもとの毎日は楽しすぎて、夢なんじゃないかって思ったりして!
だからこれから……もっともっと眩しい毎日、オレと一緒に作ってくれないスか? ……って、これじゃプロポーズっスね」
「……っ……涼太!」
「わっ! ……へへ、外でから抱きついてきてくれるなんて、珍しいっスね」
「涼太、大好き。大好きぃ!」
「オレも大好き!」
この先、どんな未来が待ってるかな。
1つわかるのは、このツリーの星より輝いてること、かな!
・。・。Mary Christmas・。・。