• テキストサイズ

《合同企画》White Xmas

第4章 プレゼントは〈青〉い包装紙に


「良かった! 凄く似合ってるよ!」

「お前もな」

「ありがとう! ふふ、数少ない大輝からのプレゼントだから、大事にするね」


そんなに喜ばれると思ってなかった。
なんつーか……嬉しい。

マジ可愛いなお前。
襲われてーのか。

けどお前嫌がるもんな、そーゆーのはまだ早いって。
だから抑えてやるよ、その代わり……。

後ろから抱き締めさせろ。


「ふふふ!」

「んだよ急に」

「ふふ、秘密ー♪」

「あ? んだそれ教えろ」


っつってんのにイタズラっぽく笑っていやがる。


「えー? ……大輝、メリークリスマス」

「メリクリ。ほら教えろ」

「反応が雑!」

「教えたらちゃんと言ってやるよ」

「えー? もう……。あのね……」


コソコソっとお前が耳元で言ったその秘密。
一生忘れられねーな。

ったく、オレのことどうにかするつもりかよ。
抑えきかなくなっちまうだろ。


"大輝に抱き締められるのが、まるで青い包装紙に包まれたプレゼントみたいだなって、嬉しくなっただけ"


・。・。Mary Christmas・。・。
/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp