第1章 精神病:宮地清志
なんだろうこの状況
訳が分からないで居ると
キヨが喋りかけてきた
宮地『心の病気なんだろ』
瑞穂『な、んで…?』
頭が真っ白になる
確かに私は精神の病気を患ってる
でも、キヨには言ってなかった
宮地『なんでもくそもあるか、大坪に聞いたんだよ』
瑞穂『大坪くんに…?』
宮地『なんで俺じゃないんだ…?』
なんでそんな悲しい顔してるのよ…
瑞穂『なにが…?』
宮地『なんで俺に言ってくれなかった…?』
瑞穂『大坪くんには部活行けないと迷惑かけるから一応言っておこうと…』
宮地『そうか…って俺が納得するとでも?』
瑞穂『…んで』
宮地『あ゛?』
瑞穂『なんで私が責められなきゃいけないの!?意味分からないよ!!』
わけが分からなくなった私はまた怒鳴り散らしてしまった…
キヨは黙ったままだ
瑞穂(やばっ絶対嫌われた…どうしよ)
そう思うと涙が出てきた
宮地『ばっなんで泣いてんだよ!?』
瑞穂『だ、だってヒックキヨにヒック嫌われヒック』
宮地『あーもうめんどくせえ!!』
突然キヨに抱きしめられる
瑞穂『キヨ…?』
突然の事で頭が追いつかない
宮地『俺を…頼って欲しかった』
キヨはそんな事を言いながら私の頭を撫でる
堰を切ったように今までの全部を吐き出す