第1章 出会い
「シン王、連れてきました。」
「ああ、入ってくれ、皆も調度集まったところだ」
ヨナ
(みっ皆?まっまさかね、うん、まさかね)
「し、し、失礼しますぅ…」
部屋に通され国王様の顔をおずおずと見る
シン「怪我はもう大丈夫か?
いやぁ~見事な飛び込み土下座だったよ」
ヨナ「すみません…」
シン「そう、緊張しないで、取り敢えず
我が国が誇る、八人将を紹介しよう!」
ああやっぱり…まさかとは思っていたけど
かの有名な八人将の方々
シン「まず始めはジャーファル、君を部屋に迎えにいったヤツだ、趣味が仕事という堅物だ!
そして怒りっぽい!
次は、赤髪の無愛想なやつがマスルール、無口だが強いぞ、そして…」
ああ、緊張と恐怖で意識が飛んでいきそう
こんな有名な方々に囲まれて
耐えられるほど、わたし、強くありません…
シン「そして最後は、天才魔導士ヤムライハ!」
ヨナ「…!えっあっあのあのあの天才魔導士ヤムライハ様…」
シン「なんだ、知ってるのか?」
ヨナ「知ってるも何も魔法使いの中ではとても有名なお方で…っそのっあのっ
お目にかかれてこっ光栄です!
よろしければ、サインをくだ…さ…い」
ヤム「なんか照れちゃうなぁ~
いいわよ~いくらでもあげちゃう!
ん~と、言うことは、貴女も魔法使いさん?」
ヨナ「いっいえ、違わないですけど、あの魔法使いの落ちこぼれ、といいますか、その
魔法も子供騙しのような事くらいしか…
ハッ!もっ申し訳ありません、わたし、まだ名前を名乗っておりませんでした!
わたくし…」
シン「ヨナ。この娘はヨナ
しばらく、ここで面倒をみようと思う!」
ジャ「はぁぁあ?あんたまた何を!」
ヨナ「ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(小さい悲鳴)」
シン「いく宛もないんだろ?ならうちにいればいい。道端で倒れるくらいだ、何か事情があるんだろう?そんな娘を知らん顔でほっぽり出せというのか?ジャーファル君。なんと酷い…」
ヤム「いいじゃない!私、このこ気に入ったわ!」
シン「よし!決まりだ!」
ジャ「…はぁ。」
なんかジャーファルさんすみません。