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【マギ】七海の女ったらし。

第4章 歓迎と謝肉宴


ぇぇっと…
私はいま、何故かマスルールさんに
荷物のように持たれています

トキメキはウツボよー!!!!
と走りさりましたが
直ぐにつかまりいまの状況です


マス「トキメキはウツボ…」


ああ聞かれていたようです。

「あの、どこに行くのですか?」

「シン王のところだ」

「いやっでもっお楽しみタイムですし
そのっあまりっみたく無いって言うかっだからっ」

「シン王、トキメキウツボをつれてきたッス」

「あぁ、ありがとう。トキメキウ…まぁいいか
さぁ、こっちへおいで」

ヨナ「ぃぇっわったしは大丈夫っですっその」


ジタバタする私をマスルールさんは地面に降ろし、後ろへ下がってしまった

私は視線をどうすることも出来ず
シン様を見上げた…



そこには
シンドリア王国のシンドバッド王が一人
少し斜めに椅子に腰掛け、微笑んでいた

威厳あるオーラと優しい眼差しが
私の目を、捉えて離さない
また、胸が壊れそうなほど暴れだす


「王がお待ちですよ?」

その声に振り返ると八人将達が揃って
両手を前で組み姿勢を落とし微笑んでいた


「さぁ、こっちへおいで、二人で話をしよう」


手を差し出される、私も応えるように手を差し出した。


「…はい。」


両手を握られ下から私の顔を見上げる

「ここに座ってくれるかな?」

「はい、シン様…。」



何故だろう
この瞳から
声から

この方の言葉から逃れられない
そんな気がした
頭がクラクラする
胸が暴れる
今にも倒れそうです…。
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