第4章 歓迎と謝肉宴
「…シン、お楽しみのところ
申し訳ありませんが、少々お時間よろしいでしょうか。」
「なんだジャーファル~
お前も一人どうだぁ~柔らかいぞ~
ハッハッハッハッハッ」
「結構です!
それより、あと数日もすれば
彼らがシンドリアに到着するころです」
「あぁ分かってるよ、煌帝国、だろ?」
「えぇ…今回は親睦と観光、などという名目ですが…」
「練紅玉姫の、観光…ねぇ」
「おそらく…」
「あぁ…ジュダル、だな」
「でしょうね…、、大丈夫なんですか、
ジュダルはヨナを気に入ってますよね、明らかに…」
「だから何かの理由をつけて正面からこの国に入国したいんだろう?ジュダルの目的はヨナだろうしな。」
「ジュダルに気に入られるとは
厄介ですね…」
「大丈夫だ、心配ない!俺が肌身離さず…
…!そういえば彼女はどこにいるんだ!」
「あんたの下品なお戯れを目の当たりにして
走ってどこかえ消えました!
小さな叫び声をあげながらね!」
「んなっ!急いで追いかけろ!」
「ご心配なく無事、マスルールが捕獲しました」
「捕獲って…動物じゃないんだから…」
「とにかく!彼女がお気に入りなら女性とのお戯れも程々に!」
「わかってるよ~」
「後、もうひとつ…ちょっと聞いてますか?」
この人絶対わかってませんね。