第4章 歓迎と謝肉宴
【解体 完了】
すごい!すごいです!
あんな大きなウツボを…
シン 「さぁみんな!今宵は祭りだ!目一杯楽しんでくれ!!!」
町人「オオオオオオオオ!」
ー夜、謝肉宴ー
しかし、すごい祭です。
ジャ「楽しんでいますか?」
「ジャーファル様!」
ジャ「ジャーファルでいいですよ?
何か食べ物をとってきましょうか?昼間は大変恐い思いをされたでしょう?
いやぁもう、心配しました…」
ジャーファルさん、なんか人が変わった?
すると後ろから頭をコツコツとつつかれた
振り返ると
「マスルール様!」
マス「マスルールでいい、ん。」
お魚の香草焼きでしょうか…差し出されました
「頂きます!マスルール…さん」
シャ、ヤム「私達の事も様なんて言わずにふつうによんでよね!」
シャ「そーだぜ?それより昼間の俺の活躍みてたかぁぁ?」
「はぃ!とても凄かったです!」
ヤム「魔法の方がすごいのよ!」
シャ「はぁ?…」
という具合に二人のケンカが始まりました
「フフフッ皆さん仲良しで素敵です。きっとこの国のどこかにいる妹もこんな素敵な国なら幸せにしてるかもしれませんね!
早く…会いたいなぁ。」
マス「…。」
ジャ「マスルール、今夜はまだ…宴を楽しませてあげましょう…」
「あっジャーファルさん、シン様はどこにいますか?昼間助けて頂いたお礼をきちんとしないと!」
ジャ「あぁ、シンならあそこに…」
…
……
………。
シン様の回りに美しい女性が
1、2、3、4、5…群がってました
シン「ハッハッハッハッハッ」
昼間のトキメキは
シン様のせいではなく
お姫様だっこのせいでもなく
ウツボのせいだったことにします
私のトキメキを返してください…