第4章 歓迎と謝肉宴
「やぁ助けにきたよ、お嬢さん」
その声と同時に体がふわりと浮き
抱き抱えられる
「シンドバッド…さま」
「うん、もう大丈夫だ」
町人「来たぞ!我らが王と八人将達だ!!!!」
町人「ウオオオオオオオオ!!!!」
「シャルルカン!」
「仰せのままに!王よ!」
町人「ウオオオオオオオオ!!!!」
「初めて大きな声を聞けたのが俺の名前を呼んだ時で嬉しいよ」
「ぁありがとうございます…王様」
「もうシンドバッドと呼んでくれないのかな?」
「ぁっえっ、シッシンドバッド様…」
「出来ればシンと呼んでくれたらもっと俺は喜ぶだろうなぁ」
「ぇぇぇぇっはっはいっシッシン様…」
「ヨナ、君が何処にいても助けにいくよ」
「…っはい!ぁぁぁありがとうございますっ」
ーウツボのせいでしょうか、お姫様だっこのせいでしょうか、シンドバッド様のせいでしょうか…
心臓が壊れそうですー
そして…