第3章 「不思議な迷宮に落ちていく」
アリスと私と帽子屋屋敷
この時間帯は帰って来た事を報告しに…
アリスに会いに行く事にした…
「相変わらず大きい門だな~」
無駄に大きい気がする…
ってかディーとダムは何処に…
「おねぇさんだ!!」
「本当だ!スノウおねぇさんだ!!」
ディーとダムが走ってくる…
「心配してたんだよ」
舞踏会の時間帯、私が居なくなった事は他の領土にも知れ渡っていたらしい…
ディーはアリスたちを呼びに屋敷内に入っていった…
アリスは走ってくるとビンタした…
「ばかっ何処に行ってたの!?…心配したじゃない…」
ごめん…そうだよね…
「お姉さん…スノウお姉さんが居なくなったって知った時…ずっと泣いてたんだよ」
「僕達も寂しかったんだよ…」
アリス…そんなに私の事…
ディーもダムも…
「おや御嬢さん…戻って来たのか…」
ブラッド…
「おっスノウ!!久しぶりだな!!」
エリオット…
この二人はいつも通りに接してくれる…
まあ、私の滞在先の主とかは嫌われてるみたいだけど…
アリスにも会えるし…
私にとっては第二の落ち着く場所…
「これからお茶会なんだが…御嬢さんも来るか?」
スノウとアリスは顔を見合わせ…
「いこう?」
アリスが手を差し伸べる…
「うん!!」
2人はブラッド達を追いかけていった…