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プリンセスロード

第12章 私の決心と、彼の決断


扉を開くと、すぐ脇に立っていたリオンが何か言いたげな瞳で頭を下げた。
「お前の大事なお姫様にはまだ手を出してねーよ。今は……帰してやる」

レンが意味深なことを言って私の背中を押す。私は名残惜しいような早く帰りたいような矛盾した気持ちでリオンに向き直った。

「帰りましょう……ユイカ様」
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