第1章 儚くも美しき魂よ。
カノン「また、会いに来てくださいね。
あっ!そうだ!次の謝肉宴には私も参加したいの
前回は行けなかったから!南海生物が現れるのが楽しみだなんて、ホンット不思議な国ね」
マス「その時は、迎えにくる…っス」
カノン「姉も…間に合うといいんだけど」
マス「前に言ってた…ここで落ち合う約束をしているっていう?」
カノン「ぇえ。一緒に行きたいわ」
マス「待ってたら必ずくるっすよ?それに
謝肉宴は何度もある。次が最後じゃない。」
カノン「…そうね!フフフ」
ー…
カノンsideー
王宮に帰ってゆく貴方の背中を見送るのも
私の幸せのひとつ。
貴方が迎えに来てくれるその日まで
わたし、頑張りますから…
カノン「愛しています」
その背中に
呟いた。