第1章 儚くも美しき魂よ。
カノン「フフっそれにしても今日はよく喋りますね、なにかあったんですか?」
マス「…いや。」
カノン「そう、ですか…。マスルールさん、ありがとう。でもね、わたし。わたしね、」
マス「?」
カノン「私は運命に逆らいません。
全てを受け入れます。自分の生きてきた過程を
憎んだりしません。
だってその過程があったから
私はあなたに助けて貰えた。そして初めて
恋をしましたから…。」
カノン「だからこの身が尽きようと
後悔はないのですよ?
だからそんな顔しないでください。
私、今凄く幸せなんですよ?
あなたは何も言ってくれませんけど。フフっ」
ー…