第1章 小悪魔な天使
涼介が深く深く口づけをしてくる。舌が絡まって、水音が響く。
「はっ…りょ、すけぇ…」
「泉姉さんは誰が好きなの?」
「---っ!涼介…」
「え?」
「私も出会った時から涼介が好きだったの…っ!」
何故か涙が止まらない。
涼介は珍しく驚いた顔をすると、あやすように私の頭を撫で、額、鼻、頬、そして唇にキスを落とした。
「泉姉さん、よく聞いて」
「ん…」
「俺は泉姉さんを愛してるよ。泣くってことは不安だったんだよね。俺が変ないたずらばかりするから。これからはいたずらじゃなくて、本気で泉姉さんを幸せにするから。ふざけるのはやめるから」
こんなに真剣な涼介を見るのは初めてだ。
私はまた涙を零し、うん、と頷いた。
「…じゃ、早速気持ちよくしてあげようかな」
「えぇっ!?」
涼介がキスをしながら、器用にYシャツのボタンを外していく。そして下着も取り、胸を露わにした。
「泉姉さん、ずっといやらしい事考えてたでしょ?朝のが気持ちよかった?」
「違うよっ…い、いや、それもあるけど…涼介がエッチなキスするから…」
「可愛い」
お前には負けます。
とか思ってる内に、胸の突起を涼介が舐めたり、噛んだりする。私はその度に声を出してしまう。
「可愛い声…こっちはもう下着が湿ってるよ?」
下着の上から秘部を擦られる。恥ずかしさで思わず顔を両腕で隠すと、涼介はその両手首を掴んで私の頭の上に固定し、するりと私の下着を降ろしてしまった。
「だめだよ。ちゃんと気持ちいい顔見せて?」
「ふっあぁっ…はずかし…よぉ」
「大丈夫だよ。凄くそそるもん」
秘部に手を伸ばした涼介は嬉しそうに囁いた。