第2章 ルーキー達
舞台の方で爆発音がした。
多分…トビウオが落っこちた音。
そして、2発の銃声。
天竜人がハチを撃った音だろう…
すると、レイリーさんが来た。
レイリー
「君は、わたしの行動は分からないのでは?」
モモコ
「あなたがここから、ルフィのところへ登場するのを知っているから…」
レイリー
「そうだったな…」
彼は、鍵を使って私の首輪と手錠を外してくれた。
私は、自由になった…
しかし、彼が持っていた鍵はモモコ専用のものだった。
なぜ、彼は私の鍵を間違えずに持っていたのだろうか……
モモコ
「ありがとうございます。レイさん」
レイリー
「いや…礼には及ばない。」
レイリーさんは、優しそうに微笑んだ。
モモコ
「あの…なんで私の鍵をも持っていたんですか?沢山、鍵があって間違えたりすると思うんですけど……」
レイリー
「それは簡単な事だ。お嬢さんと話している間に首輪の番号を確認した。それだけだ……」
モモコ
「レイさん……ああ‼︎」
私は目を疑った。
壁の隙間から見える女性が、
人魚に…
ケイミーに銃口をつきつけていた。
モモコ
「ケ、ケイミーが‼︎‼︎」
レイリー
「わたしに任せなさい…」
そして、シャルリア宮に向けて覇気を使った。
シャルリア宮は、力なく倒れた。
レイリーは、舞台に出て行った。
モモコもレイリーあとに続いた。
会場の人は、壁から出てきたレイリーを驚いた表情で見ていた…
私は、ルフィ、ロー、キッドと海賊の船長がいるので…レイリーさんの後ろにいた。
もし…攻撃されてもレイリーさんが
守ってくれそうだし…
まず、私に攻撃してくるか分かんないけど…
レイリーは、視線を感じ、
レイリー
「ん?なんだ?ちょっと注目を浴びたか?」
そしてハチを見つける。
それから、あたりを見渡し…
レイリー
「…なるほど。ハチ、ひどい目にあったな。お前たちが助けてくれたのか…さて…」
少し楽しそうに笑みを浮かべ、呟いた。
レイリー
「………何人残るかな…」
レイリーさんが覇王色の覇気を会場にいる人、全員に向けて使った。
モモコ
「あっ…覇王色の…覇……………」
私は、レイリーさんの覇気を真後ろで受けてしまい…
最後まで言えず、気を失った…