第6章 相手を思う考え
ロー
(自分からバラせと言ってるようなもんじゃねェか……
モモコ屋、大丈夫か?)
モモコ
「オペオペの能力が気になるの‼」
チャキッ
ローは静かに刀を鞘におさめた。
先ほどの恥ずかしさなど吹っ飛んでしまった。
ロー
「んなことより、モモコ屋。
お前は、戦えるのか?」
モモコ
「子どもの時から剣道やってたから、それなりには…」
そう、モモコは中学校で陸上をやってると同時に外部で剣道を習っていたのだ‼‼
ロー
「なら、アレなら使えるじゃねェか…」
モモコ
「アレ?」
ロー
「ちょっとまってろ」
ローは部屋のすみにあるクローゼットを探し始めた。