第5章 新たな生活と嫌な予感
ローは、先程ペボが座っていたところ(モモコの隣)に腰掛けた。
ロー
「なァ……モモコ屋」
モモコ
「な、なに?」
ロー
「お前…まだ何か隠してるだろ?」
いきなり隣に座ったと思ったら気付かれないようにしていた事なのに……
ソッコーで気付かれた……
モモコ
「なななんでそう思ったの?」
声が震えてしまった
動揺がそのまま声に出てる‼︎
バ・レ・ル‼︎‼︎
ロー
「そうなんだろ?
声が震えてるぞ…」
バ・レ・タ‼︎‼︎
モモコ
「質問を質問で返さないで。
なんで私が何か隠してるって思ったの?」
ロー
「俺はまだ、お前にトラファルガー・ローだって言ってねェからな…なのにお前はあの時……
『じゃあ、キャプテンかローって呼ぶね』
……と言った。
あと、ベポを見て、何も言わなかった。
たいていの奴は白クマが喋ってんだからまず、驚く。
しかし、お前は驚かない。
だからそう思った……」
今まで正面を見ていたローが、モモコを見た
ロー
「お前は“別の世界”で俺たちの事を知っていたんじゃないか?」