第9章 思い出した記憶
「瑠奈ちゃん・・思い出したの?」
「うん!」
「・・・。」
「どうしたの、宏光くん?」
「・・・。」
「・・・っあ。」
宏光くんは甘い甘いキスをしてきた。
「俺たち付き合ってるんだから。宏光って呼んで。」
「宏光・・?」
「瑠奈、好きだよ。」
また、キスをしてきた。
ガチャっ
ドアが開く音がした。でも宏光はやめない。
「あのさー、お二人さん。ここでキスするのやめてくれる?」
私と宏光が見たら、そこには藍と裕太くんがいた。
「藍・・裕太くん。」
「あっ、でも二人いい所にいたかも・・・。裕太と私付き合うことになったの。」
「すごいじゃん!」