第8章 思い出せない・・そして現実
その日の放課後。私は屋上に行った。
「・・ここ・・か・・・。」
こんな高い所からどうして私は飛び降りたんだろう・・・。
よっぽど何かあったのかな?
そこに誰かが来た。
北山くんと女子だった。
それを見た途端、胸が痛くなった。
女子は北山くんに抱きついていた。
その女子はとても胸が大きい。少し羨ましかった。
「ごめん、北山くん邪魔だったよね。今、戻るから。」
「・・・。」
私はそのまま教室に戻った。
「太輔、すべてをあなたのものにして。」
私は教室に戻り、太輔の腕に掴んだ。
「どうしたの?」
「このまま、太輔と離れそうな感じがしたから。」
「本当にいいの?」
「うん。」
「じゃあ、俺ん家に行こうか。」
「うん。」