第1章 良い子は真似しちゃいけません
「……すいません。帰ります」
「敵帰っていくでー!」
「やったわ!ついに俺らが平和を勝ちとったで!やはり友情の力は強いわ!んんーエクスタシー」
「レッドうざ…グリーンうざ…」
「待ってやー!怪獣ー!もうちょっと話聞いてぇなー!」
「俺も帰りますわ。後はアンタたちだけでやってください」
「えー!ブルー!まだいとってやー!わい、さみしいわー」
「しゃあない…イエロー。もうちょっとだけやで」
「わー!ホンマおおきに!ブルー!」
「いつの間にか成長して…お父さんは感動してもうた!」
「今度は親かいな…変な口癖もつ親なんて要らんっすわ。てか、うざ。」
「流石、俺の財前!」
「うわ…紛らわしいこと言うなや。きもっ」
「待ってやー!浪速スピードスターで怪獣に追いつくでー!」
「あー!わいも行くー!」
「てことで、今度は本気で帰りますわ」
「あぁ!俺もエクスタちゃんに餌をあげる時間や!」
こうして街の平和は守られた
崩壊レンジャーは皆のヒーローとなり
皆の心にいつまでも残りました
めでたし、めでたし
「続くで!」
「絶対嫌っすわ」
「浪速のスピードスターや!」
「待ってやー!」
続くのか…それは誰にも分からない