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HQ‼︎ Language of love《短編集》R18

第2章 恋の宣言《西谷夕》


少し弱音を吐いてしまったな、そう思ったとき。
「、努力が必ず報われるとか、そうじゃないって俺は思うんだけど。バレーだってどんなに頑張ったって負けることもある。でも、辞めたいとは思わねーよ。俺はバレーが好きだかんな。
勉強とは、その…違うかもしんねーけど、諦めんなよ!」

西谷、いつも暑苦しい奴だけど、そのバレーへの真面目さと真摯さは本当にすごいと思うよ。なんだか西谷の言葉は、あったかい。

「俺の座右の銘?っつーか、信念?はさ!猪突猛進!菅原さんとかにはあんましいい意味じゃないっていわれるんだけどさ、俺は気に入ってんだ!
やりたいことに全力!絶対諦めない!チームのみんなを信じて、突き進む!」
「すごいね、西谷は。私も、今回の努力が無駄になる訳じゃあないもんね、次!頑張るよ」

「おう!俺も、絶対諦めない。バレーももちろんだけどさ、お前の事も!!」

「の事が、好きだから。絶対手に入れてやるぜ。諦めない」

キーンコーンカーンコーン…。
高く響いたのは補習の始まりの合図。
一緒に高鳴ったのは…私の胸の音?

《恋の宣言》
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