HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第6章 40センチ ≪月島 蛍≫
まるで時が止まったように感じた長くて短い時間ののち、私が尋ねた。
「‥別に、平気。まぁ、ももう少し身長伸びてもいいんじゃないの。‥無理だと思うけどね」
ハハ、といつものちょっと小馬鹿にするような笑い方でいう彼。
「蛍くん!まだまだ伸びる予定だから!で、‥私から蛍くんにキスするの!」
何時になることやら、と呆れ顔の彼。
変わらないような二人の関係は、幼馴染から、恋人になったのでした。
「‥付き合って、って僕が言わなくても伝わるデショ?」