HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第39章 ✴︎初めての次の《花巻 貴大》(NYACKさんリク)
「‥ああっ!」
全身の力を抜いて、深呼吸すると、一気に挿入される。
「、大丈夫か痛くない?」
「だ、大丈夫‥っ」
本当は、一瞬激しい痛みが突き抜けた。
けれど直ぐにその痛みは快感に変わって、波のように身体中に波及した。押しては返す、波のように。じわりじわりとその波は強まって来て、自分で制御できない感覚。
「あ‥っ、ハアンッ‥んぁ」
貴大の腰の動きが速まるに、もう喘ぎ声を上げる事しかできない。
「、っ‥」
「貴大‥っあ」
腰を動かしながら、何度も名前を呼んで、何度も何度もキスをしてくれる。
「好きだ‥っ!っ」
彼の口から漏れた、“好きだ”の言葉。
思わず体が反応して、きゅっと締まる。
「はぁ‥、締めすぎ、もう無理だっ、イく‥」
「うんっ、イって‥!」
更に速くギリギリまで引き抜いては埋めて、何度か繰り返すと、急に頭が真っ白になった。
「ああっ!」
「イった‥?俺も‥」
動きを止めた貴大は、力を抜いて私の横に横たわった。
お互いに、言葉を発することなく静かに見つめあい、キスをした。