HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第27章 Today’s cake…?《黒尾 鉄朗》
「それでは、お待ちかねの鉄朗のプレゼントのケーキ食べよー」
「おう、いいぞー」
既にお腹は満腹だったけど、一応鉄朗のプレゼントだからか、やっぱり食べたい。
また明日から、運動しなきゃかな。
適当にサイズを切り出し、二つのお皿に乗せた。
「ほら、サンタの砂糖菓子、にやるよ」
ちょこん、とケーキの上にサンタさんがこんにちはする。
「‥子供じゃないんだから、でも貰う」
一口食べれば、甘くてとても美味しい。
「じゃあ、、ん」
鉄朗が口を開けて私を見つめる。
「が食べさせて、ほれ」
みるみるうちに顔に熱が籠ってきた。
「‥もう、鉄朗のばか」
ケーキをフォークにすくい、口へと運ぶ。
「はい、‥あーん」
ぱくりとフォークごと捕らえ、ケーキを頬張る鉄朗。
「あーん、のオプション付きとは。からいいプレゼント貰ったわ」
「うるさいよ、鉄朗」