HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第26章 Xmasは誰と《赤葦 京治》
「‥これ、私から京治くんに。」
こんなに素敵なプレゼントを貰った後に渡すのは、ちょっと恥ずかしいのだけれど。
「開けていい?」
「うん」
彼の手で開ける小さなラッピングの中身は、ブックカバー。
「それ、‥お揃いなんだけど。どうかな」
「ありがとう。大事にする」
良かった、気に入ってもらえて‥。
「でも、俺はと今日過ごせたのが一番のクリスマスプレゼントかな」
「また京治くんは‥そうゆう恥ずかしいことさらりと言っちゃうの」
「ほんとに思ってますから」
そう頬笑む京治くんは、やっぱり大人で優しい。彼と過ごす初めてのクリスマスは、とっても特別な一日だった。
この先、ずっと、ずっと京治くんとクリスマスを過ごせますように‥。
おしまい
happy merry Christmas☆