HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第25章 ✴︎その言葉、重罪にて《菅原 孝支》
「はぁっ‥はあっ」
「‥ふぅ」
二人して力なく横たわり、呼吸の音だけが響く。
顔をこれでもかと色っぽく染め上げたを、そっと抱き締める。
「スガ‥?」
「ありがと、」
ぎゅっと肌が触れ合うほどに密着すれば、お互いの体温が伝わり合い、心地いい。
「ねぇ、気持ちよくなってくれた‥?」
「そりぁあ、ね。が頑張ってくれたから?」
それなら良かった、と俺の鎖骨に顔を埋めた。
一層近づいたの体からは、少しの汗の香りと、大好きな彼女の香りがして。
それがとてつもなく、俺を幸せな気持ちにした。
「最後まで、今度こそ私にさせてね」
「んー、俺が我慢できたらな‥。」
おしまい