HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第25章 ✴︎その言葉、重罪にて《菅原 孝支》
「‥もう駄目っ、スガっ」
嫌がりながらもは股を開いて俺の髪を触っている。
端から見たら、が俺を自ら秘部に押し付けているようないやらしい光景。
「‥ん、もう挿れるね?」
は口元に手を当てて隠しながらも、頷いた。
その行為がどれだけ俺を煽り立てるのか、君は知らないんだ。
「‥ああっ、そこだめっ」
「くっ‥さっきイッたからキツイな‥」
幾度となくと体を重ねてわかった、の感じるところを余すことなく攻める。
「‥ふぁっ‥んぁっ‼」
はまるで水に溺れているかのように俺の体にしがみつき、其がかえって俺を奥へと誘い込む。
全身に血液が音をたてながら廻り、快感だけが俺を、言葉道理に突き動かす。
「‥速くするね、イッていいよ」
「うんっ‥スガもっ‥気持ちよくなってっ」
そして高らかなメロディーを奏でるようなの声と共に、体は一層締め付けられた。
「ああっ、イく‥っ」
「俺も‥っ」