HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第25章 ✴︎その言葉、重罪にて《菅原 孝支》
たまの休日。今日は一日中と俺の家で過ごす予定だ。
「‥ねぇ、スガ。スガのこと、触ってもいい?」
「どうしたんだよ、急にさ」
は分が悪そうに手を擦りながら上目使いで俺を見つめる。相変わらず彼女のこの無意識の仕草は俺の心をくすぐる。
「友達にね‥いつも彼氏にしてもらってるだけじゃ飽きられちゃう、って言われて。‥だから今日は私がスガを気持ちよくしたいの‥駄目、かな」
俺はいつも、俺を感じてくれているの姿を見るだけで満足しているし、不満なんで微塵もない。世の中には女の子の方から積極的にしてほしいと思う男も居るのかもしれないが、俺は気にしたことはない。
「何を言ってるんだよ、。俺は気にしないよ?いつものが気持ちよくなってる姿が一番好き」
「でも‥」
向かいに座っていたは、俺に抱きついた。
「今日は、私にリード、させて?」
いつもスガにばっかり良くして貰ってるから、と。
その言葉が既に、俺の理性を破壊した。