HQ‼︎ Language of love《短編集》R18
第20章 ✴︎I love youは態度で示して《花巻 貴大》
「‥。」
「今さらかもだけどさ、、俺と真面目に付き合ってくれねぇか?」
急に真面目な顔をして、驚くようなことを言った先輩。
「え‥っ?」
「今まで俺は自分さえ良ければ女なんて誰でも同じだって思ってた。でもお前は俺が好きだって言って、遊びじゃなくて付き合ってほしいって言った。
そんなの信じられなくて、女だって気持ちよくしてくれる男を求めてるだけだと思ってたからさ、どうせお前もそうなんだろうと思ってた。」
「‥はい。」
「でもお前は違った。都合のいい話かもだけど、俺はもっとが知りたいんだ。‥お前に出会えて良かったよ。こんな俺でよかったら、彼氏にしてくれる?」
「はい‥っ、勿論ですよっ‥」
夢みたいな出来事に、涙が溢れた。
「泣くなよ、、順番違くてごめんな」
「違うんですよ、嬉しくて泣いてるの‥」
「もうお前を泣かさない、絶対。約束するよ」
おしまい