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幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】

第1章 事故……【青峰大輝】


青峰side

桜がオレを呼んでる。わりぃな返事できなくて。でもまだ生きてるぜ。お前置いて逝けっかよ。

桜「大輝!救急車来たよ。もうすぐ病院だからね?」

そうかよでもオレはそんなに長くねぇみたいだわ。桜、最期は守れてよかった。

ここで一旦意識が途切れた。

----------桜side--------------------

ここは大輝の病室。大輝はとりあえず生きてはいる状態。ドクターが病室に入って来た。

桜「あの……大輝は……」

医者「残念ながら……今夜がやまですご家族には連絡しておきました」

桜「そう、、ですか……暫く、大輝の家族が来るまで二人だけにして下さい」

医者「はい。では、失礼しました」

そうして医者はでていった。なんで?なんで大輝なの!?他の人ならよかったのに!

桜「なん、、で?どうして大輝なの?……神様ってイジワルだよね。幸せ真っ只中の時に大輝がいなくなるなんて。うぅ……ヒック、、もうやだよ……」

今夜がやま?ふざけないでよ!大輝がいなくなるの?もうすぐ今吉さん達は卒業して私達は二年生になるって言うのに。それと大輝に伝えてない事があるの。ずっと生理来なくて太ったと思ったらお腹に赤ちゃんいたんだよ?大輝。詳しく聞いたら、もうすぐ5ヶ月だって。

桜「大輝……」

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