幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】
第3章 まさかコンナニ早いナンテ……【赤司征十郎】
ーー最期の1ヶ月ーーーーーーーーー
赤司side
合宿が始まり暫くたった。僕は今、目隠しをされて桜に手を引かれながら歩いている。何があるのだろう?
桜「よし、着いたよ!」
目隠しを取られ見えた光景に驚かされた。と同時にとても嬉しく思った。暖かい……最高の誕生日だ。
キセキ+皆&父「赤司/くん/征くん/ちゃん!/征十郎、(お)誕生日おめでとう(ございます)!」
赤司「!?ありがとう」((ニコッ
僕は満面の笑みを浮かべて父さん曰く産まれてから一番の笑顔だったらしい。
それから僕は毎日バスケをして笑って過ごしていた。
ーーそれから数日後ーーーーーーーーー
桜side
赤司「ゲホッゴホッゲホッゲホッ…))うぅ……」((ビチャッ
征くんが咳き込んで血を吐いたそういえば余命はあと1日?あれ?……数えたけど1日だ…明日、明日で征くんは、、
一人で勝手に絶望していたら、征くんが咳をして……吐血した
キセキ+桜「「赤司(くん)!/征くん!」
赤司「ハァハア……」((バタッ
桜「えっ……?征くん?征くん!」
赤司「だい、、じょうぶだ……皆、悪いんだがベットまで着いてきてくれないか?」
キセキ+桜「「当たり前/だよ/なのだよ/っスよ/です/だ!」」
こうして征くんの病室とも言える部屋にいった。……心電図などを付けられてベットに横たわる征くんはガッチリとした体つきは変わらない筈なのに軟弱にみえる。