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幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】

第3章 まさかコンナニ早いナンテ……【赤司征十郎】


ーーそれから1ヶ月ーーーーーーーーー

赤司「ゴホッゲホッ))…だんだん縮まって来たなでもまだ咳が前より少し多くなっただけだ大丈夫。あと2ヶ月有るんだ」

桜「征くん……合宿には体調整えられるように側に居てもいい?出来れば食事の仕度とかも南方先生に教わって来たから」

赤司「ああ。頼むよ桜の料理は優しい味だし好きだからね(やはり未だ死にたくない……長くても短くても3ヶ月。死ぬのが怖い)」

こんな会話をした。本当に月日が経つのは…
ー早くて僕は受け入れたくないー

By征十郎


ーーーまた1ヶ月ーーーーーーーーーー

赤司「ゴホッゲホッ…ゴホッ))うっ、、」

桜「征くん!大丈夫!?い、今先生呼んでくるから!」

玲央「私がいくわ。桜ちゃんは征ちゃんの側についててあげて?」

赤司「……ふぅ))もう、大丈夫だ。心配かけてすまない」

征くんは最近は吐血したり、咳き込むことが増え、キセキ達からも案ずる声が届ていた。私の方には《赤司っちを頼むっス》などそれぞれ特徴的なメールがきた。明日から合宿だ。最期の1ヶ月……私たちからの最高のプレゼントにしよう。

By桜
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