幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】
第3章 まさかコンナニ早いナンテ……【赤司征十郎】
桜side
解ったよ、征くん。再来月の始まりから学校は長期休暇に入るから無冠とキセキの学校を呼んで合宿出来るように準備するね?これが最期のプレゼント。かなぁ……
桜「征くん。合宿しよう?再来月が征くんの最期の1ヶ月なら楽しく皆で過ごして居て欲しいな。征くんが良ければだけど」
赤司「!ありがとう。……でも、いいのか?そんなに僕の好き勝手して」
桜「何言ってるの?それが我等がキセキの世代の主将“赤司征十郎"でしょ!弱気に成らないの!暴君なら暴君らしく最期まで命令だしてふんぞり返っててよ!」←
赤司「クスッ))ああ。そうだね。なら景気付けに練習メニューでも倍にしておくか」((ニャッ
桜「えっwwかわいそ」
赤司「?もちろん桜のデータ録ったりする仕事も倍になるよ?それとも一緒に練習するかい?」
桜「じゃあ一緒に練習しながらデータ録ったりしようかな。だからレディースメニューでやる」
赤司「クスッ))それでも橙宮財閥のお嬢さんか?まぁ、その方が桜らしくて良い」
桜「うん!じゃあ行こうか!」((ドャア
赤司「wwああ。そうだね」
そうして私達は部室から出た瞬間に練習倍にすることを叫び伝えた。レギュラーも含む選手達が絶叫したのは言うまでもない。私的にはいい運動のなったしデータも録れたしで有意義に過ごせた。心なしか征くんが凄く楽しそうに笑っていた。