• テキストサイズ

文芸部×チア部

第5章 試して(R18)


彼の舌の感触が気持ちいい。

頭の中にじんわり広がってく。

「んっ…」

彼の舌に触れたくて、突き出した私の舌が彼の唇にチュッと吸われる。

はぁ…気持ちいい…。

なんか息が荒くなっちゃう…。

「キス…気持ちよくなってきた…?」

唇を離して彼がささやく。

「うん…」

恥ずかしいけど私は頷く。

私の様子を見て、彼は優しく微笑む。

「気持ちいいこと…いっぱい試してみよう。僕と…」

試してみたい…。

彼が私の太ももの内側をなでなでする。

そして、片方のヒザの裏側を持ち上げて立てさせる。

力の抜けた私の身体は彼の自由になる。

股の間がなんかスースーする…。

彼がそっとそこに触れる。

「はぁ…」

私の唇から吐息が漏れる。

「ここにさわられるの好き?」

彼が耳元でささやく。

そんなの答えられない…。

顔が熱くなる。

「可愛い…」

そう言って、彼は私の耳にそっと舌を這わす。

「んっ…はぁ…」

身体がゾワゾワする。

でも多分これって気持ちいい…。

ゆっくりと舌が動くたびにため息が漏れる。

「気持ちいい?」

耳元で彼が尋ねる。

私は彼の腕をぎゅっと握る。

「ゆっくり確かめるね。ナコちゃんの身体…。大事な大事な僕の宝物…」

耳にかかる彼の声が、息が、気持ちいい……。
/ 144ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp