• テキストサイズ

人狼ゲーム

第2章 一日目 ☞ 昼


.



感極まるカップルを静めた後、エプロン姿の二人女性がすくっと立ち上がる。


掃除「わたくしはこの館内の掃除婦をやっております、ユリと申します」

洗濯「同じく、洗濯係をしております、テトラと申します。ユリとは同胞で二年前からここで働かせてもらっています」


礼儀正しく礼をすると、静かに座った。


探偵「これで全員が自己紹介をしましたね。でわー...」
彼氏「まだ一人いるぜ」




僕の言葉を遮り彼氏が言った。
するとざわざわとしていた周りがしーんと静まり返った。


彼氏「もう一人いる、名前はシェリーだ」

探偵「....その方は何処へ?」


彼女「自分の部屋よ。朝から閉じこもって出てこないの。今日初めて被害者が出たの、それが...」



彼女は一瞬言葉を詰まらせた。





彼女「ー....シェリーの恋人だったのよ....!!」


言い終えると、彼女はうぅ、と自らの手で顔を覆い伏せた。



どんよりとした空気が場を支配する。

/ 4ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp