第1章 説明
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ーようこそ皆様
この小説はテレビでも放映されている『人狼ゲーム』を物語風に書いた物です。
知っている方もいると思いますが、まずはゲームの説明をさせて頂きます。
まず、このゲームは〝市民陣営〟と〝人狼陣営〟で勝負をします(物語が進むと吸血鬼陣営も出てきます)。
ゲームステージは〝昼〟と〝夜〟があります。
最初の夜にプレイヤーが自分の役割を確認します。
【 昼ステージ 】
プレイヤー全員で話し合いをし、市民陣営は人狼と疑わしき者を探し、人狼陣営は市民陣営を欺かないといけません。
話し合いをした結果、プレイヤー全員の投票により、最も疑わしい物を死刑にします。
この時、人狼が1人も生き残っていない場合、市民陣営の勝利となり、
生き残っている人狼の数=市民陣営となれば、人狼陣営の勝利となります。
【 夜ステージ 】
プレイヤー全員がそれぞれの能力を発揮する時間です。
市民は人狼と疑わしき者に投票できます。
多重人格は人間と思わしき者に投票できます。
人狼は、市民陣営を1人殺害できます。
占い師は、人狼と疑わしき者を人間か人狼か(またわ吸血鬼か)見分ける事ができます。
霊媒師は、死んだプレイヤーが人間か人狼か(またわ吸血鬼か)見ることができます。
騎士は、人狼に襲撃されると思わしき人物を守ることができます(自分を守ることはできません)。
こうしてプレイヤーの数が減っていく中、市民陣営は人狼を全滅させていかなければなりません。
さあ皆様、食うか食われるかの境遇で、冷静な判断を下し、人狼を見つけ出せるのか、はたまた人々を欺き見事勝利することができるのか。
これは一人の探偵が推理していく物語です。
皆様も一緒に推理し、人狼を見つけ出して見てください。
ーそれでは、物語へどうぞ。