第6章 修学旅行は波乱の予感?
「おぉ~ここが京都か…」
帝光中一同は修学旅行のため、京都に来ていた。
「おーし、これから自由行動だが!くれぐれも危険な事はするなよーよし!解散!」
先生の合図と同時にわらわらと自由に散っていく。
「よし!皆、行くぞ!」
赤司が仕切る中、キセキの世代と俺、桃井、瑞穂は早速、出発した。…のはいいのだが。
「やべぇ!この刀、かっけー!!」
「青峰君、刀、振り回さないで下さい」
「危ないよ!大ちゃん!」
なかなか、目的地に着かない。
「青峰!さっさと行くぞ」
赤司がカリカリしてるな…とりあえず、青峰を引き摺りながら、目的であるイベントを行っている呉服屋に向かった。
「いらっしゃいませー」
着物をきた女性の店員が出迎えてくれた。店内にはイベントがあるせいか客が大勢いた。
「おぉ…凄いな」
「そうっスねえ~」
「そこの学生さん達もイベント参加?」
「あ、まあ」
「分かったわ、じゃあ、女性陣はこちらねえ~男性陣はあちらに~」
「きゃあ!楽しみ!」