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女の私の憂鬱 《黄瀬涼太》

第5章 クリスマスデート


《椿side》

必死の願いが届いたのか焼き肉を食べに行く事に。

「何名ですか?」

焼き肉屋に入って女性の店員が笑顔で接客してきた。

「2名です」

俺が答え、女性店員はわかりましたと一礼をしてから俺達を個室的な部屋に案内してくれた。久々にくる焼き肉屋にワクワクする俺。

「なんでそんな楽しそうなんスか?椿っち」

向かいに座った黄瀬が少し呆れたように聞いてきた。

「やっぱり、バレたか」

「顔に書いてあるっスよ」

「そんなにわかりやすいのか?」

「わかりやすいっスよ、よく見てるっスから」

最後は笑顔で返され、流石に返答が返せない。とりあえず、メニューを取り、注文する品を選び始めた。
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