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女の私の憂鬱 《黄瀬涼太》

第6章 修学旅行は波乱の予感?


髪を洗い、体を洗って湯に浸かる。暖かい湯が今日の疲れを吸い取るかのように浸透する。

「ふは~気持ち良い…」

「だね~」

三人で並んで湯槽に浸かり、一気に息を吐く。

「…それにしても~氷童ちん、胸、大きいよね~一回、触らせて!」

「ちょっ!桃井っ!」

「えいっ!」

ガシッ

「おい!」

その頃、隣の男湯では…

《黄瀬side》

竹で出来た壁に耳を押し当てて椿っち達の会話を聞いていた。

「んー!桃井っち、ズルいっスよー!!生で触るなんて」

「なあ、氷童ってどれくらいあるんだよ?黄瀬」

「んーFじゃないっスかね?」

「さつきと同じくらいか」

青峰っちとどこかに穴がないか探しながら、会話をする。あー椿っちの生の肌、触りたいっス!!するとまた、会話が聞こえてきた。

「ねえ、氷童ちんさ~」

「なんだよ?桃井」

「きーちゃんとやったの?」

「はあ!?な、なにが!?////」

なんか…とんでもない話をしていた。

「黒子っち、ミスディレクションで女湯、覗けないんスか?」

「…」

そんな事を聞いたら黒子っちに凄く白い目で見られた。

「…黄瀬君、僕のミスディレクション、なんだと思ってるんですか?…まあ、氷童さんの覗きならやってもいいですけど」

「さらっと凄い事言うんスね黒子っち」
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