第6章 修学旅行は波乱の予感?
「き、黄瀬!!?////」
「今日、一回もしてないっスよ~」
「だからって今かよ!!」
「いいじゃないっスか~!」
グイグイと近づいてくる黄瀬の頭を押さえつつ、他の皆に助けを求めるが…って、誰か助けろよ!!なんで皆、顔、赤くして続きをどうぞって顔してんだよ!!
「椿っち~」
「ひやぁあああ!!////」
いきなり、Yシャツのネクタイを外したと思えば、順番にYシャツのボタンを外し始めた。なんでだよぉおおおっ////
「なにやってんだっ黄瀬ぇええ!!!/////」
「なんでって…直接、椿っちの体、触りたいからに決まってるじゃないっスか~」
「決まってないわぁあああっ////」
それでも黄瀬の手は止まらず、最後のボタンまで全て外してしまった。にんまりと笑う黄瀬。一瞬、恐怖が背中を走った。
「いい加減にしろ…この…シャラ瀬デルモがぁあああ!!!」
力いっぱい脚に力を入れて黄瀬の腹を蹴飛ばし、一気に黄瀬の上に乗り、机に乗っていたお茶の入った湯呑みを思いっ切り傾け、黄瀬の顔にかけた。もちろん、熱々のお茶だ(笑)
「っ!!あっつぃい!!!なにするんスか!椿っち!」
「あ、戻った…」